火鍋を知ってますか?中国の伝統的な鍋で、四川料理の一つです。
オレ知ってるっち!辛いやつ!痺れるやつ!
火鍋とは一般的に麻辣味で唐辛子と山椒と薬膳が入った真っ赤な辛いスープに野菜やお肉を煮て、好みの薬味を付けて食べるお鍋のことです。
見るからに真っ赤な唐辛子の辛みとあの痺れるような山椒、そしてコク深いスープが後を惹き、やみつきになってしまいます!!
火鍋って辛いよね!嫌いじゃないけど、子どもがいるから辛くない味が欲しいな
安心してください。実は辛くないスープが数多くあるんです!
火鍋というとパッと思いつくのは辛いスープですが、全く辛くないスープが色々な味で楽しめるのも火鍋なんです。
火鍋は辛いもの好きからお子さんまで、みんながワイワイ楽しめる楽しいお鍋です!
家族で楽しく鍋を囲む、これこそが火鍋の神髄。
そうは言っても、火鍋ってお店でしか食べられないんじゃないの?自分で作るなんて無理よ~
自分で一から材料を準備してスープを作るのはとても手間暇がかかります。火鍋は薬膳も入っているので材料をそろえるだけでも大変です。
それが、どうでしょう!家でも簡単に本格的な火鍋が食べられちゃうんです。
どれくらい簡単かというと、まずスープの材料を準備する必要はありません!鶏ガラを水洗いして煮込むなんて手間のかかる作業もありません!
たったの1分で本格的な火鍋スープが準備できちゃうんです。
本場、四川料理の火鍋スープ♪1分の作業をするだけで家で簡単に味わえます♪
海底撈火鍋(かいていろう)について
海底撈(かいていろう)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?広州では普通語でハイディラオと呼ばれています。中国で一番有名な火鍋のお店で大人気店です!
火鍋専門店
海底撈(かいていろう)は中国四川省に本店がある、四川料理の火鍋専門店です。店舗公式サイト(中国語)
中国全土に430店舗あって火鍋のお店では中国国内で一番の店舗数を誇ります!そしてシンガポール、アメリカ、韓国などの海外にもあって、日本にも進出しています。
日本の店舗は、関東圏では新宿、池袋、町田、海浜幕張にあり、関西圏では心斎橋、神戸三宮にあり、現在でも続々と店舗を増やしています。
食材はなるべく中国と同じものを仕入れていて、火鍋と言えばの羊肉はもちろんのこと、日本ではなかなか手に入らないような羊の脳みそや鴨の舌など珍しいものが食べられます。
内装も中国の店舗と同じような雰囲気ですし、カンフー麺を目の前で作る余興やお面を一瞬のうちに切り替えていく中国の伝統文化の変面ショーももちろん楽しめます。中国広州の海底撈
変面ショーは何度見てもお面が変わる瞬間がわからないっち!
本場のスープが家で楽しめる
ですが、そう近くに店舗がある方は少ないのではないでしょうか。例え家の近くにお店があったとしても、今の時期は家族での外出も少し躊躇しちゃいませんか。
うちは0歳と4歳の幼い子どもがいるので外出が少し怖くて、もっぱら配達やお取り寄せばっかりになっています。
火鍋は家で作ろうと思っても自分ではなかなか作れない代物。本格的に作ろうとすると材料をそろえるだけでも大変です。まずはベースの鶏ガラにもちろん唐辛子、花山椒も必要ですし、他には何を準備したらいいのか想像もできません。
そんな本場の味がすぐに手元に届いて、準備時間はたったの1分!袋を開けて切り口から袋を切って、お鍋にスープの素を入れるだけで出来上がります!料理初心者でも、お子さんでも簡単に作ることができるスープの素があるんです!
海底撈火鍋(かいていろう)の火鍋スープの種類
海底撈(かいていろう)の火鍋スープは色々な種類があります。お店では7種類のスープがありますが、現在家で味わえるのは厳選された4種類です。
本来は海鮮系もあって5種類ですが、Amazonさん、楽天さんYahooさんのどの店でも売り切れになっているのでお取り扱いしていないようです。
どんなスープがあるんだろう?辛くないのもあるかな?
辛いのも辛くないのも両方あるから安心してください!
麻辣スープ(清油) 辛さMAX✰✰✰✰✰
ザ・火鍋と言えばの激辛スープです!もう色が真っ赤!!ぐつぐつと煮えたぎるスープをかき分けてもずっと真っ赤、安定の赤い色です!食べると唐辛子の辛さと、山椒の痺れる辛さのダブルパンチ!
一口目に口に入れた瞬間は「あーコクがあるー薬膳の風味が効いてて美味しいなぁ」と感じた後に、「ヒー!!」と唐辛子と花山椒の辛さがやってきます!
花山椒の辛さで舌がびりびり痺れて、この熱々の鍋を次も食べられるだろうかと一瞬躊躇してしまいます。そして口の中はピリピリといつまでもあとに残る辛さが続きます。
ただ、それでもふんわりと香る麻辣スープの風味がやっぱりもう一口と続きたくなって食べ続けられます。
辛いもの好きにはたまらない何度でも味わってみたくなる【海底撈】の奥深い基本のスープです。
清湯スープ(白湯) 辛さゼロ
火鍋と聞くとあまり想像できないかもしれませんが、全く辛くないスープです。トウモロコシの入った少し甘みを感じる透明感がある白濁のスープです。
スープのお味は塩ダシって感じでしょうか。油分はあるものの繰り返し食べられるさっぱり感でとろみは感じません。鶏肉や豚肉など具材を入れるほどに、具材からのダシが出てきてさらに美味しくなります。
シンプルな味で好き嫌いがあまりでにくいので、お子さんや年配の方でも安心のスープです。
トマトスープ 辛さほんの少し✰
色が赤いから辛いのかと見せかけてのトマト味。口の中に広がる少しの酸味と、トマトの甘みがたまらず口からトマトが出てきそうです!ここはイタリアか!!
成分表には唐辛子とあるので念のため✰1を付けましたが、個人的な感覚では全く辛くありません。
お店で私の子ども2歳児がトマトスープにつけた麺とか豆腐を、全く問題なく美味しそうに笑顔でほお張ります。また私の子どもだけじゃなくて他のお子さんも次々と美味しそうに食べていました。
正直このブログを書きつつ成分表を初めて見て、唐辛子が入っていることに驚いています。(麻辣スープと一緒に食べて、舌がでろでろになっていたらすみません。)
トマトスープを食べていると煮詰まってきて少しトロッとしてきます。このとろみがついたスープにお肉が絡むと一層トマトの風味が口の中に広がります。
このスープにミニトマトを入れて煮込むと、温かいミニトマトがトロリとして口の中でほふほふと踊ります。やけど注意!実は一番好きな味で、お店では毎回注文します。
菌湯スープ(きのこ) 辛さゼロ
全くの辛さがゼロのスープです。シイタケを中心にしたきのこのダシで透明感のあるスープです。
味はきのこの風味は感じつつも、きのこきのこしておらず、さっぱりとしています。
店舗で食べた時に、うちの2歳児は最初一口目の豆腐を食べた時には、一口は口に入れたもののその後は嫌がって(彼は偏食大魔王です!)食べようとしませんでした。
でもその時一緒にいた、同い年のお子さんは豆腐、くたくたの白菜、豚肉と次から次に美味しそうに口にほお張っていきます。
それを見ていたうちの子は食べたくなったようで再チャレンジ!一口目は塩分を気にしてつけダレをなにも付けなかったのですが、今度は少しポン酢を付けてみたら全く問題なく食べられました!
きのこが苦手な方でも最後まで美味しく食べられます。
好みに合わせて好きなスープを選べるのは嬉しいですね
オレは麻辣スープと清湯スープとトマトスープと菌湯スープにするっち!
海底撈火鍋の【麻辣スープ(清油)】を食べてみた
海底撈火鍋の火鍋スープの素を家で食べてみました。めちゃくちゃ簡単なのに本格的な味で大満足です。辛い!痺れる!だけどコクを感じる!さすが本場の四川料理、さすが本場の火鍋!
麻辣スープの準備
火鍋の準備をします。表のパッケージ袋を開けると中には写真のような火鍋スープの素が入っています。
火鍋スープの素を手に取ると、ありがたいことに袋に切り口がついています。両手で少しひねるようにすると力を入れる必要がなくサクッと袋が切れました。
使いたいお鍋に水1リットルを入れます。そしてその中に切られた袋のスープの素を逆さにして流し入れます。水でも十分に美味しいですが、水の代わりに鶏だしを使うと更に美味しくなります。
下の写真はスープの素を開封して水を入れただけのものです。原液はだいぶ油が多く、ラー油っぽいです。
ビニールの袋を切って鍋に入れるだけなら俺でもできるな!
後は具材を入れて火にかけるだけ。温まればすぐに食べられますが、お好みで更に薬膳を追加しても美味しいです。
今回は、ナツメとクコとハスの実を入れてぐつぐつ15分くらい煮ています。丸いわっかに真ん中に穴が開いているのがナツメです。入れると少しさわやかさと甘さが増えます。
クコの実は杏仁豆腐によく乗っている、小さく細長い赤い実です。こちらも入れて煮込むと甘さが出てスープに深みが増します。
写真の手前下側に見えるまん丸い白い物体が、ハスの実です。味は多少出るかもしれませんが、このスープでは味は全くよくわかりません。こちらは食べた時にほくほくと柔らかい栗みたいな食感が美味しくて入れました。
薬膳は野菜類の具材と一緒に煮てもいいですし、薬膳を煮ている間に食材を切っていたので今回は最初に煮だしました。
ナツメとクコとハスの実は食べられます。
唐辛子は更に辛くしたい方向けです。この麻辣味のスープ自体が激辛なので、まずは入れないで食べてみてください。
鍋の具材の準備
鍋の具材はお好きなものを準備してください。
火鍋だからと特別な材料は必要ありません。和風の水炊きと同じような材料&家にあるもので済ませられます。
中国では羊肉が一般的に食べられていて、火鍋といえば羊肉です。ですが、日本ではなかなか手に入らないので、私が家で食べるときには普段のお鍋と同じで豚肉や鶏肉を使います。
今回は豚バラ、ダイコン、ミニトマト、長ネギ、レタス、しいたけ、えのき、しめじ、豆腐、くずきりを入れました。
作り方も日本のお鍋と一緒です。火鍋スープを入れた鍋にお好みの大きさに切った野菜、きのこ、肉類を入れていきます。
後は好きな具材を煮込んで、良い感じにくたくたになったら完成です。それでは、いただきまーす!
好きな具材でいいなら準備が簡単だわ!
つけダレの準備
つけダレは自分で準備します。海底撈火鍋の火鍋スープは塩味よりも口に入れた時に油味を感じやすいので何かしらのつけダレを付けると一層美味しいです。
つけダレはいあっぱん的な鍋もので使われているタレだったら、なにを付けてもお口に合います。お好みでつけるといいですね。
個人的には、今回の麻辣スープでは、油味を感じたのとアツアツの具材をほお張ると口の中がひりひりと痺れるように辛みが続くので、さっぱりした味のタレが合うように思います。
醤油ダレ、ニンニク、ごま、長ネギの入ったつけダレは中華風ですね。ポン酢と大根おろしだと日本のお鍋っぽいです。パクチーが好きな方はぜひパクチーと一緒に食べてみてください。
お友達は山盛りのパクチーと一緒にお鍋をほお張っていました。
ももぞうはポン酢が一番好きです。さっぱりとしてたくさん食べられます
オレは甘めなゴマダレがいいっち!
海底撈(かいていろう)の火鍋スープの紹介と【麻辣味】を家で食べてみたのまとめ
海底撈(かいていろう)の火鍋スープのまとめです。
- ・海底撈火鍋ブランドのオリジナルの火鍋スープの素がある
- ・火鍋スープは辛い味、辛くない味と両方あり好みで選べる
- ・作り方は袋を切って1リットルの水の中に入れるだけ
- ・具材とつけダレはお好みのものを準備して煮て食べる
お家にいながら、あっという間の簡単さで本格的な火鍋が体験できました。
海底撈火鍋(かいていろう)の火鍋スープの紹介と【麻辣味】を家で食べてみたを最後まで読んでくださりありがとうございます!
今回は辛い麻辣スープを食べたので次回は別の味を試してみます。
広州のレストラン【海底撈(かいていろう)の火鍋(ひなべ)~四川料理~】のおすすめポイント7選 ↓
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