中国のお金についてお伝えします。私はお金の種類を覚えるのに時間かかりました!
オレお金大好き!
中国広州のキャッシュレス【お金】の事情はどうなっているのでしょうか?
・中国広州の通貨単位、種類など
・中国のにせ札
・体験談:おつりの計算方法
・体験談:チップ
・現金の取り扱い方
旅行で広州に行ったとき、海外赴任で生活するとき、必ずその国のお金は必要になります。
今回は現金の基本情報と現金にまつわる体験談をお伝えします。
中国広州の【現金】の通貨単位
中国元 貨幣
中国の通貨単位をご存知でしょうか?
近いようで遠い国の中国、申し訳ないのですが、ももぞうは広州に住むまで知りませんでした。
中国の通貨単位は2種類あって、書き言葉と話し言葉で使う単語が変わります。
・書き言葉:元「げん」(ユエン)、角「かく」(ジャオ)
・話し言葉:块「かい」(クアイ)、毛「もう」(マオ)
1元(約15円)で10角集まると1元です。日本の1円と1銭(せん)のような関係です。
元、角、块、毛、は日常的に使われるので必ず覚えましょう!
話し言葉と書き言葉は中国語を勉強したての頃は混ざりやすいです。
私は広州に行った当初は、どちらも同じようなもので、どっちの単語を使っても通じるだろうと軽く考えていたのですが、全く違いました。
広州の小売店で現金を支払う体験談
広州の小売店で現金を支払う時の体験談です。
広州に行って数日が経ちました。日本でひと月ほど独学で初心者用の中国語の勉強をしていました。
家から一番近い個人商店でお菓子に10と書かれたシールが貼られています。
10元:シィユエンだなと頭の中で練習して、店員さんに「10元吗?:10元ですか?(シィユエンマ?)」と伝えましたが残念ながら通じませんでした。
もちろん私の発音がひどかった可能性はぬぐいきれませんが、何度か挑戦しても全然伝わりません。
伝えるのをあきらめてお菓子を店員さんに渡すと、両手をパーにして10を表してくれました。
正しくは「10块吗?:10块ですか?(シィクアイマ?)」
この本は初めて中国語を学ぶにはとてもいいです!少しだけ話せるようになった今、見直すといい本だなと感じました。通貨単位はこの本には何の責任もありません。ももぞうの理解度が…^^
中国広州の通貨の種類
中国のお金は数多くの種類があります。
主な紙幣は1元、5元、10元、20元、50元、100元
主な貨幣は1角、5角、1元
1元=日本円で15~16円(2020年10月現在)
紙幣の絵柄は全て毛沢東で表情が同じです。判別は数字と紙の色で行います。
個人的には表情は全部違う方が人柄も出るし判別しやすいだろうなと思っています。
一番価値が大きい100元札は日本円で1600円程度。
中国の人が一般的に使用していて街中で100元札を使うのが怖いということはありません。
紙幣はしわくちゃで破れたり、いたずら書きがされていたりしますが、完全に破けていない限り大抵のお店で使用できます。
20元札の受け取り拒否の体験談
20元札を使おうとしたときに受け取りを拒否されたことがあります。
少しのいたずら書きやきれているくらいのお札は受け取ってくれるのですが、そのお金は自分でいうのもなんですが、すんごい汚かったです。
紙幣の1/3くらいところどころ黒いインクが付いていて、一度手でつぶしたのかというほどクシャクシャで手で触ると少し柔らかくて、お札の真ん中が半分くらい切れていました。
スーパーのおつりで来て、お札が何枚もあったのでそのまま財布に入れました。
いざ使おうと思ったら、確かにめっちゃ汚い。。。そして受け取ってくれませんでした。
銀行で変える中国語に全く自信がないので、次にお金を支払うタイミングで出したら引き取ってくれました。ありがとう!!
このように、お札が汚すぎると一部受け取りを拒否されるお店があるので、汚いお札を受け取ったらそのお札から使いましょう。
万が一そのお店でNGを食らっても、別のお店では受け取ってくれるかもしれません。
中国広州の現金の英語略称
中国の現金の英語の略称はCNYとRMBの2種類あります。
広州の街中で見ることはほとんどないので普段はさすれてて大丈夫ですが、空港で見るかもしれません。
■CNY
・CHINAのCHと元の読み方のYUANのY
・為替取引やFX、両替の時に使用
■RMB
・中国語の貨幣単位は 人民幣(レンミンビイ)
・中国語のピンイン(Rén-Mín-Bì)のRとMとB
・中国内で海外の人が良く来るところで使用。例)ホテル、飛行機
ひとまずCNYとRMBのふたつを頭の片隅に入れて、中国元のことだなと理解できれば十分です。
街中ではほぼ見かけません!
中国広州の現金は偽札が多い
ズバリ、中国は偽札が多いです。
2015年9月に広東省で2億1000万元(日本円で約40億円)のニセ100元札が見つかり摘発されました。意外と最近のことでビックリです。
100元札をスーパーや個人商店で使用するときは、店員さんが毎回念入りに確認します。
1:紙幣を受け取ったら手でこする
→インクや紙の厚さを確認している
2:天井の蛍光灯に向けて透かしを見る
→紙幣の透かしが本物か確認する
3:100元札の枚数を数える機械に通す
→1枚でも通して、通ると100と数字が表示される
問題がなければようやく受け取られます。
ピン札でもしわくちゃでも、毎回確認されます。大きなスーパーでも個人商店でも変わりません。
それだけ偽札が多いのだろうなと感じました。
あなたが疑われているわけではありませんので安心してください!
オレだけが疑われてるのかと不安になったっち!
中国広州の現金にまつわる習慣
広州で現金にまつわる面白い慣習があったのでお伝えします。
場所が違うと変わるんだなぁと思った体験談です。
お金のおつりの計算が不思議
お金のおつりの計算が日本のやり方と違っていました。
広州の個人商店で買い物をすると、おばちゃんが電卓で金額をはじいておつりを計算します。その計算方法が面白いなと思ったことが2回ありました。
■1:紙幣や小銭の枚数を減らそうとしない
日本:301円のお菓子→支払い501円→おつり200円(100円玉2枚)
1円を持っていたら99円のおつりが来ないように1円玉を出します。
広州:3元1角のお菓子→支払い5元1角→1角の受け取り拒否→おつり1元9角(1元札、5角札、1角玉4枚)
最初に渡したお金が足りているからか小銭を合わそうとしないことがありました。細かいお金を出したいときは先に出したうえで、受け取ってくれるといいな。受け取ってくれる方ももちろんいます。
もうひとつがおつりの計算方法で引き算を使っていないようです。
■2:おつりを足し算で計算する
広州:3元1角のお菓子→支払い5元→おつり1元9角
お釣りをわたされるときに先に1元札を渡されました。その後に「5角札と、6角、7角、8角、9角と商品で合わせて5元だね」と言われました。
おつりを足していって、支払った5元にするやり方が面白いと感じました。
もちろんおつりはきっちりと支払ってくれます。
広州に行った当初はおつりが間違ってるんじゃないかと疑心暗鬼でしたが、数週間買い物して間違っていることは一度もなかったです。安心してください。
おつりの計算は方法は算数の教育の違いでしょうか。
文化が違うって感じだな!おもしれ~っち!
広州はチップは不要
中国の広州ではアメリカのようにチップの習慣はありません。
なので、ホテルに泊まったときやレストランでサーブを受けたときは相手にチップを渡さなくて問題ありません。
とは言いつつも、お店の人でお金を渡されて嫌な人はいません(笑)
タクシーで17元のところ20元を渡しておつりを要らないというと喜ばれますし、レストランでお会計後に机の上に1元札を置いて席を離れるとスルっと受け取られます。
アメリカのようにチップが必要なわけではないですが、日本ほどないわけでもありません。
広州に行って気持ちいいサービスを受けたなと思ったら、気軽な気持ちでチップを渡すと喜ばれるでしょう。
優しくしてくれたら、オレは払うっち!
中国広州の現金の取り扱い注意
広州で現金の取り扱いは注意しましょう。
買い物をしてお釣りをもらったときに、荷物がいっぱいでしばらく財布を表に出して手で持ち歩くこととかあるのではないでしょうか?
中国では現金や財布が見えるような持ち歩きは絶対にやらないでください!
街中でお金や財布を見せるのは危険です!
スリに合うだけでなく、家がお金持ちと思われて後をつけられるもしれません。
お金や財布は支払いの時にさっと取り出し、すぐに安全な場所にしまいましょう。
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中国広州の【現金】事情と体験談のまとめ
中国広州の【現金】事情と体験談はいかがでしたでしょうか?
広州で暮らし始たばかりのころは、お金の種類が全くわからなくて苦労しました。ひどいときには財布の小銭を全部出して、必要な分の小銭を店員さんに取ってもらっていました。
広州の人は優しいので、小銭をきっちり受け取ってくれます。
お金の種類を全然覚えていなくて支払いが不安な人はこのやり方があります。※多めにお金を取られても責任は一切負いません(笑)
中国広州の【現金】事情と体験談を最後まで読んでくださりありがとうございました。
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