中国広州のトイレの使い方と【気を付ける7つのポイント】

ももぞう

中国の広州のトイレの使い方と気を付けるといい7つのポイントを紹介します

広州に行ったらもちろんトイレに入りますよね!もちろん普通にトイレに入れば大丈夫。

とは言いつつも、実際に入ってみると「え!?」「えええ!!?」と驚くことがありました。そう、やはり日本と少し違うところがあるのです。

どんなことかと言うと、、、

この記事に書いてあること


広州のトイレの使い方
 ・紙は水に流せない!

■トイレに入るときに気を付ける7つのポイント
 1:トイレットペーパーの場所
 2:中国式トイレの使い方
 3:水圧
 4:荷物置き
 5:洋式の使い方
 6:手洗い場
 7:持ち物チェックリスト
 

『紙はゴミ箱に』これ絶対!!その他にも初めて出会うとびっくりすることがちょこちょこあります。

知ってると知らないでは大違い!少しでも安心して過ごせるトイレタイムになるように。

それでは見ていきましょう。

※少し汚い話が出てきます。お食事中の方や気分を害されそうな方はご注意くださいませ

ぴるち

知ってると困らないっち!

広州のトイレの使い方

広州の洋式トイレ

広州のトイレの使い方です。広州のトイレはほとんどが個室の水洗トイレです。洋式だったり中国式(和式に似ている)だったりしますが、基本的な使い方は日本と変わりません。

ただ一つ大きく注意すべき点があります。

これを知らないと大変なことになりますので是非覚えておきましょう。

ももぞう

それでは広州のトイレの使い方を見ていきましょう!

広州のトイレの入り口

広州のトイレの入口、男性と女性に分かれている

広州のトイレの入り口はもちろん日本と同じです。女性と男性に分かれているので各性別に入って、個室を利用する際はドアを開けて中に入って鍵をかけます。

新しいショッピングモールには多目的トイレがあります。ベビーカーを押しているときには利用するといいですね。

 

広州のトイレの種類

広州のトイレ

広州のトイレの種類は、洋式と中国式が半々くらいです。

ホテルや最新のショッピングモールなど新しい建物はほぼ洋式です。

海外の方が多いアパートメントも洋式のトイレで、中にはシャワートイレがついていたりもします。洋式はご存知の通り座って利用します。

その反面、昔からの建物や中国的な文化の建物は中国式が多いです。中国式は和式のトイレのようにまたがって利用します。

 

広州のトイレはペーパーが流せない

広州のトイレの個室にあるゴミ箱

はい、きました。広州のトイレはペーパーが流せません!!

大事だからもう1回言います。

広州のトイレは何を拭いた紙でも、溶けるティッシュだろうとペーパーは流せません!

個室のトイレには必ず紙を捨てるためのゴミ箱が置いてあります。個室にあるゴミ箱にペーパーを捨ててください。

トイレにペーパーを流せない理由は2つあります。

トイレットペーパーを流せない理由


■流せない理由その1
・配管が細くて紙を流すと詰まります
 →下水の配管が日本より細い。水洗トイレになる前から紙と便を一緒に捨てる習慣がない

■流せない理由その2
・中国のトイレットペーパーは水に溶けません
 →スーパーに売られている紙は溶けない(溶けるのもある)
 

とお伝えしてすぐに恐縮ですが、

実は最近のホテルなどの洋式トイレは配管が太く、トイレットペーパーを流しても大丈夫な場所があります。

外国の方が中国の文化を知らずに、トイレットペーパーを流して下水管が詰まることが多数。海外からの誘致を頑張っている中国は変わってきています。

ただ、ホテルで流せたからと言っても、どこでも紙を流せるつもりで流してしまうと、簡単に詰まります。

詰まるかつまらないかはそのビルの構造次第です。

そして外側から見ただけでは、構造まではなかなかわからず、洋式だから流せるというわけではありません。

 

逆に日本でトイレに入ったときに、中国語でトイレットペーパーを水に流してくださいって注意書きがあるトイレが多くなりましたね。

中国から初めての海外旅行で日本に来た方は『使用したペーパーを水に流すのか』とびっくりしていることでしょう。

使用した紙をバケツに捨てるのは中国の文化。郷に入れば郷に従えと考えを切り替えて、是非とも恥ずかしがらず素直にゴミ箱に入れましょう。

蓋つきのゴミ箱は意外と匂いません。(中国だとプラスチック製が多い)

  

広州のトイレで気を付ける7つのポイント

広州の中国式のトイレ

広州のトイレで気を付ける7つのポイントです。

この7つのポイントは、ホテルや最新設備のトイレではほぼ必要ありません。

旧市街地や少し昔に作られたトイレなどで見られる光景で、初めて出会うとびっくりします。

  

広州のトイレのトイレットペーパーは入口にある

トイレの入口の壁にトイレットペーパーがある

広州のトイレにはトイレットペーパーがありません。なので、基本はポケットティッシュなどを持参して自分のものを使います。

ですが、ありがたいことにときどきトイレットペーパーが置いてあるトイレがあります。

ところが備え付けのトイレットペーパーに気づかないことがありました。

 

トイレットペーパーに気が付かなかった体験談

あるときのこと。

トイレに行きたくて女性トイレの入口をくぐり、空いている個室に入りました。ペーパーホルダーがあって見るとトイレットペーパーは入っていません。

『このトイレもトイレットペーパーを置いてないのか』と思って自分のティッシュを取り出して使いました。無事に個室を出て、手を洗おうと手洗い場に向かうときのこと。

入ってきた入口の壁の方を向くとトイレットペーパーホルダーが1個ぽつんとついているではありませんか!そして、そこにトイレットぺーパーが入っていました!

真裏にあったか~。気づかん!!

ホルダーに入っているトイレットペーパーを自分で使う長さにクルクルとだして、必要なところで切って個室のトイレに持っていきます。

手洗い場で手を洗いながら壁の方を見ると、慣れた方はトイレの入り口をくぐってすぐにトイレットペーパーホルダーに近づいて、トイレットペーパーを持って行ってらっしゃる。

なるほどね~

トイレに入る際は、一度入口側を確認するとトイレットペーパーがあるかもしれません。

ぴるち

トイレットペーパーがあったらラッキーっち!

広州のトイレに荷物置きがない

広州のトイレに荷物置きが無くて自分で場所を作る

広州のトイレに荷物置きがありません。

個室トイレに入ったらまず探すもの。それは荷物置き。カバンや傘を置こうと棚や壁のフックを探しませんか?

広州では荷物置きがないことが結構あります!昔からのトイレは元々設置されていませんし、あったとしても壊れてしまっているものが良くあります。

トイレにフックがあるのが普通の日本では考えられませんが、結構な頻度で出会います(´∀`*)ウフフ

家族や友人と一緒にお出かけしているなら、荷物を預けてからトイレに行きましょう。

ですが、もし、ひとりの時に用を足したくなったら、、、

 

ひとりで用を足すときの荷物の体験談

ひとりで用を足したくなったときの話です。

私は少し大きめのS字フックとバッグフックを持ち歩いて、掛けられるタイプの個室だったらフックに荷物を掛けていました。

天井が開いていてその壁に掛けたり(ちょっと荷物が心配)、取っ手や鍵がかけられそうな形だったりした時に活用していました。

そして、残念ながらどちらも使えない、天井まで壁が続いていたりしている場合は「頑張る!」の一言です。

荷物を持ったまま用を足すか、地面に置くか心を決めましょう。

バッグフックをトイレで使う時は、机で使うときみたいに下に空間がないときが多いです。下は壁みたいなパターンもあるので、なるべく角度が変わるタイプを持っていると使える可能性が高いです。

 

荷物置きがないときの体験談

広州のトイレに荷物置きがないときの話です。

ももぞうは普段一人の時は、子どもと一緒にお出かけします。

なるべくトイレに行かなくていいように、お出かけ前に必ずトイレに入ってから出かけるよう心掛けています。

その日もトイレに入って買い物に出かけだけれど、どうしても用を足したくなってトイレに行きました。

当時1歳児を抱っこ紐で抱っこしながら、財布が入っている肩掛けのトートバックを持ち、買い物した食材のエコバッグを持っています。

まじか!?でも入りたい!!

中国式のトイレでしゃがみます。トイレがあっただけありがたいですが、荷物置き場がない。。。

はい、頑張ります!!!

全部持ったまま入りました~~~(泣)

ももぞう

ものすごく頑張って入りました。そして次の日に筋肉痛になりました

広州のトイレは扉の方を向く

広州のトイレのはいる向き

中国式のトイレに出会ったら、用を足すときは扉側を向いて入ります。

中国式のトイレの形は和式に似ていて、またがってしゃがんで用を足します。ぶっちゃけどっち側を向いて入っても問題は無いのですが、広州の方は扉側を向いて入るのが一般的です。

それはニーハオトイレがあるから。

ニーハオトイレでうっかりおしりを扉側に向けると全部丸見えですw

中国の田舎の方にはまだニーハオトイレがあり、昔からの習慣で扉側を向きます。ちなみにももぞうは暫く知らなくて、ずっと日本と同じ形で入っていました。

  

広州のトイレの水圧が弱い

トイレの水道管がたまたまむき出しですごい細い

広州のトイレの水圧は弱かったり強かったり建物で結構違います。

水圧が強い分にはそれほど困らないのですが、水圧が弱い上に管が細くて水がたまりにくいときが困りものです。

女性が良くしがちな、音消しのために用を足している最中にトイレの水を流したりしていませんか?

広州では音消しで水を流すのはやめましょう!

水を流すための配管が細いのは、下水だけではなく上水も同じことが言えます。一度水を流してしまうと次の水が溜まるまでにすんごく時間がかかるときがあります。

また、トイレがいくつかあって数人が同時に使うと勢いが弱まる場合があります。

 

配管が細かった体験談

ももぞうがまだ広州に慣れていないころの話です。汚い話で恐縮です。

お腹がちょっと緩くて、まあでたなっと思って1回目を流しました。

そのときに、まず思ったより水に勢いがないことを感じたのですが、一通り水が流れ終わって安心しました。

そしてまた少し用を足し、数分後位にもう1回流そうと押したら今度はちょろっとしか流れません。

よく耳を澄ませると、チョロチョロと小さな水が流れる音がします。

『え?これ水が溜まってる音?さっきから数分経ってるけど。どれくらいかかるの?細い音だなぁ。』

『なかなか音が止まらないな。ええ~まだ~、、、』焦る焦る!

『いっそこのままトイレからでる??いやいや無理wもうちょっとまとう!』

その場で5分以上待ちました。どうにか2回目が流れる水が流れました。 

広州では1回の流しに賭けるのが安全です。

ぴるち

水は大切にっち!

広州のトイレの洋式便座が汚れている

洋式トイレが汚れている

広州のトイレの洋式は便座が汚れていることがあります。

洋式のトイレが増えている広州ですが、それと同時に洋式の便座がぴちゃっと汚れています。女性ならではかもしれませんが、これ、結構多いです。

どうして汚れているのかお友達と話したらこんな答えが返ってきました。

中国式に慣れている方が、便座の上に足をのっけて同じポーズで用を足していたり、人が座った便座に座りたくなくて立ってする人がいると言うのです。

そんな時の対応の仕方は大きく2種類です。

 

便座を綺麗にしてから使用する

汚い便座を綺麗にしちゃいます!

自分の学生の頃の話ですが、人の汚物の掃除は、カラオケ屋のアルバイトでトイレを掃除していたころを思い出せばなんてことはありません。

大きいのが便器の外にあったり、大きなもんじゃの水たまりができていたり、詰まったトイレに手を突っ込んだり、、、色々とあったなぁ。カラオケ屋って自由ですね!…( = =) トオイメ目

自分で綺麗にしたらスッキリするし、不安な思いもなく用を足せます。

 

空気椅子で使用する

どうせすぐ汚くなるから便座はそのままにします。

少し落ち着かないかもしれませんが、空気椅子で用を足します。便座に肌がつかないように気を付けながら、慣れると意外といけるもんです。

トイレに入る&筋トレもできる一石二鳥の方法です。

 

便座の汚れはホテルでもあります!便器は綺麗ですがやはりいろいろな方が使います。洋式トイレを見かけたらまず便座をよく見てみてください。

たまに水圧が強すぎて、便座が汚れていると思ったら、便器に飛んだ水しぶきなことがあります。

ももぞう

たまに強すぎていつ水が止まるんだ!みたいなトイレがあります。

広州のトイレの手洗い場に石鹸がない

広州のトイレの手洗い場

手洗い場には石鹸はありません。お湯も出ません。

手を清潔にしたい場合は自分で持っていくといいでしょう。

携帯用ハンドソープは一枚ずつ使えて、ペラペラで薄くて場所も取らないので便利です。

 

広州のトイレの持ち物チェックリスト

広州でトイレに入る際にあると便利な持ち物チェックリストです。

広州のトイレの持ち物

全部持っていると綺麗なトイレでスッキリと用が足せます!

全て持つと荷物になるので最小限必要なものを準備するといいでしょう。

 

広州のトイレの使い方と【気を付ける7つのポイント】のまとめ

広州のトイレの使い方と【気を付ける7つのポイント】はいかがでしたでしょうか。

広州のトイレは個室の水洗トイレで、基本的な使い方は日本と同じです。なのですが、全く同じ感じにトイレを利用しようとすると困ることが多々あります。

今回のこの記事でトイレに入るときの心構えを少しでも持ってもらって、安心のトイレタイムを過ごしていただけたら幸いです。

広州のトイレの使い方と【気を付ける7つのポイント】を読んでくださりありがとうございました!

■広州のトイレ事情はコチラ↓

中国広州生活
プロフィール
ももぞう55

こんにちは!ももぞうです。
1歳と4歳の男児ふたりの母です。

中国の広州とブログ運営に興味がある方、いらっしゃいませ~❀
広州で2015年~2018年の3年間暮らしていたときの街の様子やお店などを体験談でお伝えします。日常生活、ブログ作りもポチっと書いていきます。

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