中国広州のキャッシュレス【スマホ決済】事情と体験談

ももぞう
ももぞう

中国広州市のキャッシュレス、特にスマホ決済についてお伝えします!

ぴるち
ぴるち

スマホ1個だけ持ってお出かけできるっちか?!

この記事で分かること

 
・中国広州のキャッシュレスの仕組み

・中国広州のスマホ決済の普及率

・中国広州のスマホ決済の体験談

・中国広州のスマホ決済のアプリと問題点

・中国広州のアプリWeChatの面白い機能
 

中国はキャッシュレス、スマホ決済がどれくらい浸透しているのでしょうか?

近くて遠い国、中国の実情を見ていきましょう!

 

中国広州のキャッシュレスの仕組みって?

キャッシュレスの仕組みをご存知でしょうか?

キャッシュレスは中国広州とかの国や地域関係なく、現金を使用しない支払い全てのことを指します。

具体的には電子マネー、クレジットカード、デビッドカード、スマホ決済などを指して、それぞれの特徴は以下の通りです。

キャッシュレス決済の種類


■電子マネー
・交通系(suica,PASMOなど)、流通系(nanacoなど)のカード
・一定額をチャージして支払いする
・広州は羊城カード(ヤンチャンカード)

■クレジットカード
・磁気カード、ICカード(VISA,JCBなど)
・銀行口座と紐づけて後から支払いする
・中国はあまり普及していない

■デビッドカード
・磁気カード、ICカード(VISA,JCBなど)銀行系カード(みずほ,東京三菱など)
・銀行口座と紐づけで即時に支払いする
・中国は銀嶺カード(ぎんれいカード)

■スマホ決済(モバイル決済)
・スマートフォン
・アプリを使用してチャージから即時支払いか、クレジットカードや銀行口座と紐づけて支払いする
・中国は2020年一番使われている
 

中国の広州では、スマホ決済が浸透する前、銀行口座と一緒に作れるデビッドカード(銀嶺カード)が一番浸透していました。

次いで、電車やバスで使う交通系の羊城カード(suicaと同じ仕組み)を持っている人が多く、クレジットカードはあまり普及していませんでした。

そのため、クレジットカードが普及する前にスマホが普及し始めて、一緒にスマホ決済が広がりました。

ぴるち
ぴるち

クレジットカードの道を通らなかったんだな!

 

中国広州のスマホ決済の普及率は?

男性と女性がそれぞれスマートフォンを持っていて、お互いデータのやり取りをしている
スマートフォンの普及

中国広州のスマホ決済がどのように普及していったのか、中国のiiMedia Researchの情報を見ていきましょう。データは2014年~2019年です。

2014年:2.14億人がスマホ決済を使用する(取扱額22.6兆元)
2015年:3.55億人(取扱額108.2兆元)
2016年:4.62億人(取扱額157.6兆元)
2017年:5.62億人(取扱額202.9兆元)
2018年:6.50億人(取扱額199.2兆元1~9月まで)
2019年:7.07億人
2020年:8.00億人を超えるのではないかと予想される

iiMedia Research

2000年代後半は中国国内で細々と電子マネーが使われていました。

2010年頃に中国政府が電子マネー、スマホ決済を広げるよう企業に推し進めたと言われています。

2013年にテンセントがWechat にPay機能を取り入れたWechat Payを開始して、それからアリペイ(支付宝)と共に中国国内に浸透してきました。

毎年日本の人口と同じくらい1億人強の人がスマホ決済を使い始めています。中国の人口は14億人と言われていますが、それにしてもすごい普及率です。

私のお友達は広州に住んでいて、日に日にスマホ決済が使えるところが増えていったと言っていました。

政府が力を入れていたのが感じられます。

そして携帯の盗難がそのころ多かったそうな。当時の一番人気はiPhone。iPhoneを持っているお友達はとられた経験があります(´;ω;`)

スマホ決済の一番の難点はスマホの盗難、取られると何もできなくなってしまいますし、入っている情報が盗まれる危険があります。

盗まれない対策は必須です!

シンプルにストラップを付けているだけで、ストラップを付けていないもっと楽に取れる人に注目が行きます。クリップタイプなら胸ポケットや上着のポケットでも使用できますね。

大切な携帯電話、盗難、紛失に気を付けていきましょう!!

 

  

中国広州のスマホ決済の体験談

店員がスマートフォンの電子決済のために、QRコードをバーコードリーダーで読み取っている
バーコードを読み取る

ももぞうは2015年から2018年まで広州で暮らしていました。

ちょうど、スマホ決済がどんどん普及していく中で変化を日々体感しました。その体験談です。

 

広州のスマホ決済の体験談~2015年~

広州のスマホ決済の体験談2015年です。

当時ももぞうが広州に行ったときは一部の大きなスーパーやモールでスマホの決済はできました。

当時の私は現金と銀嶺カードを使用していました。広州の現地の方も9割方は現金か銀嶺カード(ぎんれいカードは即時支払いする)を使用していたように見えました。

広州でスマホ決済ができるんだな~位の軽い感じで見ていました。

 

広州のスマホ決済の体験談~2016年~

広州のスマホ決済の体験談2016年です。

韓国系や中国系のスーパー、一部の個人商店で使えるようになりました。

若い人がスマホ決済を使い始めていて、でもまだ現金や銀嶺カードで支払う人が多く見えました。スーパでのスマホ決済は2~3割くらいのイメージです。

お友達の何名かはスマホ決済のアプリをインストールしていましたが、ランチでの割り勘など現金が主流で、ときどきアプリを使ってスマホ決済をしていました。

 

広州のスマホ決済の体験談~2017年~

広州のスマホ決済の体験談2017年です。

2017年はスマホ決済が浸透しており、銀嶺カードを使う人は見るものの、現金で支払う人をあまり見なくなってきました。

スマホ決済を使えるお店が個人商店や屋台まで広がり、おじいちゃんやおばあちゃんがスマホで払う姿を多く見かけるようになりました。6割はスマホ決済を使っているように見えました。

自分もアプリをインストールして使い始めました。Wechat Payで払うことが多くなり、私の知り合いでも半分くらいがスマホ決済をしていました。

あっという間に日本を追い越した印象です。

 

広州のスマホ決済体験談~2018年~

広州のスマホ決済体験談2018年です。

2018年は9割以上のほとんどの人がスマホで支払うようになりました。

個人商店や屋台でおつりが必要な額を現金で支払おうとするとおつりがないと言われたり、隣のお店に小銭をもらいに行っておつりを返されました。

現金は使えるものの出すのが申し訳なくなりました。

中にはスマホ決済のみの店舗が出てきて、銀嶺カードでも商品を購入できませんでした。あのタピオカ屋ってば。。。

スマホ決済がないと明らかに生活が不便になりました。携帯が苦手だからと言っていたお友達も仕方ないと言って、一緒に画面を見ながらアプリをインストールしました。

スマホだけを持って外出する人が増えました。

 

広州のスマホ決済体験談~2019年~

壁にかかっているQRコードをスマートフォンで読み込んでいる
QRコードを読み取る

広州のスマホ決済の体験談2019年です。

どこの支払いもスマホだけで生活ができました。

スマホ生活の具体例


■全てスマホで支払いました

朝:スーパーに行って買い物

昼:電車とバスに乗って移動、ランチを食べて割り勘

昼:タクシーに乗って移動、お茶屋さんで買い物

夕:屋台でジュースを買い物

家:アプリから夕食を注文して支払い
 

電車やバスもスマホアプリで乗れますし、ホテルに宿泊したときも携帯で支払えます。

広州では2019年には大抵の生活がスマホで完結するようになりました。現金だと肩身が狭いと感じるシーンが増えました。

 

広州のスマホ決済の予想~2020年~

広州のスマホ決済の予想2020年です。

今は広州などの中国の都市部でスマホ決済が行えますが、今後はどんどん地方へキャッシュレス社会が広がると予想されます。

現金は、2020年現在でも当然認められた紙幣で、多くのお店で使用できます。

ですが、広州では現金の使用がほぼないため、露店とかの小さいお店だとおつりの準備に手間取るかもしれません。

中国へ旅行したり、生活する際はスマホ決済ができると便利に過ごせます。

 

日本に帰ってくると現金のお店が多く、小銭の支払いって大変だなぁと感じました。そんな日本もどんどんスマホ決済が広がっていますよね。

携帯がより一層大切な存在になってきて置き忘れや紛失したら大変ですね。

置き忘れたらお知らせしてくれる便利な紛失防止タグがあります。50m離れると音でお知らせしてくれるので、万が一忘れちゃってもすぐに気づけます!iphone,Androidの両方OK。

中国広州では50m離れると戻ってこない可能性が高いですが、日本だったらきっと戻ってきます。

 

中国広州のスマホ決済のアプリは?

中国のスマホ決済はどんなアプリがあるのでしょう?

現在支払いアプリの使用額90%を占めているのが、アリペイの支付宝(ジーフーバオ)とテンセントの子会社テンペイのWechatpay(ウィーチャットペイ)です。

この2つは大抵の場所で両方とも使用できます。

 

支付宝 (ジーフーバオ、通称アリペイ)のアプリ

アリペイのロゴ
アリペイのロゴ

支付宝はアリペイという会社の支払いシステム専用のアプリです。

中国の銀行口座と紐づけて登録を行います。

支払いをするときはバーコードを表示させてバーコードリーダで読み取るか、QRコードを読み取って金額を送るかを選択できます。

銀行口座との紐づけが必須のため、どちらかというと高額のやり取りに使用されます。

 

スマホ決済の支付宝アプリの問題点

スマホ決済のアプリの問題点はとても明確です。

アプリを使うためにはまず中国の電話番号を登録しなくてはいけません。はい、旅行者は中国の携帯番号を持っている人はほぼいないことでしょう。

次に上でもお伝えしたように中国の銀行口座と紐づけます。旅行者はこれも厳しいでしょう。

アプリを使うのはあきらめるしかないと思ったあなた!

朗報です!

2019年に旅行者が使えるシステムが支付宝で作られました!

 

支付宝のアプリを旅行者が使う方法

支付宝のアプリを旅行者が使う方法が作られました。

2019年に中国の口座を持たない外国人の旅行に対応するために、『Tour pass(ツアーパス)』というシステムが始まりました。

自分のパスポートを支付宝のアプリに登録することで、日本で使用しているクレジットカードから簡単にチャージできます。

と書いておいてなんですが、

私は中国に自分名義の銀行口座を持っておらず、支付宝は使っていませんでした。Wechat Payで全く支障がなかったので、支付宝のアプリは使用したことがありません。

ももぞう
ももぞう

支付宝は無くても全く困りませんでした!

 

Wechat Pay(ウィーチャット、通称ウェイシン)のアプリ

WeChatpayのロゴ
ウィチャットペイのロゴ

Wechat Payはテンペストという会社の支払いシステムのアプリです。

中国の銀行口座と結び付けて使用します。

WeChatという日本のLINEのようなチャットアプリに支払い機能が付きました。中国の多くの人が使っているアプリで携帯を買うとまずインストールするアプリです。

2018年まではWechat Payは自分自身の口座が無くても使用できていたので、主人や友人から送金してもらって、そこから支払いをしていました。現在は口座が必要とのことです。

支払いや受け取りをするときは支付宝と同様に、バーコードを表示させてリーダーで読み取るか、QRコードを読み取って支払い額を送金します。

多くの人がアプリを持っているため相互やりとりがしやすく、日常的な少額払いに多く利用されます。

少額と言いつつ0.1元(0.2円)から数万元(数十万円)のやり取りは普通に行えます。ももぞうは4,000元(60,000円)までを一気に支払ったことがあります。

 

決済アプリのWeChatPayの問題点

WeChatPayの問題点は支付宝アプリと同じです。

中国の携帯電話番号が必要で、中国の口座が必要です。

2019年にテンペストは外国人が中国に旅行へ来る際に、クレジットカードを登録してWechat Payを使用できるようにするという発表をしました。

ですが、今のところ(2020年8月)登録してみようとチャレンジしましたができませんでした。

 

WeChatPayの便利機能

WeChatPayにはとても便利で面白い機能が2つあります。

日本のアプリでも最近は入れられ始めましたが、2016年にはすでに実装されていて、一般的にも広がっていた印象です。

 

Wechat Payの割り勘機能は便利

Wechat Payには割り勘機能が実装されています。

割り勘する人数を決めて、メンバーを選択します。支払いの合計額を入力すると一人当たりいくらかが即時に計算されて、そのまま相手に送金できます!

 

Wechat Payのラッキーマネーは面白い!

Wechat Payにはラッキーマネー機能が実装されています。

Wechat Payの個人チャットやグループにお金を送る機能なのですが、これは送金とは少し異なります。

中国では春節の春のお祝いの際に親戚や感謝したい人、また独身者に紅包(ホンバオ)というお年玉を上げる風習があります。

それをWechat Payでグループ内に送るときに少し面白いことができます。

受け取り手がいくらもらえるのかわからないくじ引き機能があるんです!

WeChatPayのラッキーマネー機能


■お金を送る人の準備
1:送る金額を決める 例:100元(1500円)
2:受け取り人数を決める 5人
3:ランダムか同額かを決める 同額なら20元、ランダムならバラバラ

■受け取る人
1:送り主から送られてきたラッキーマネーの紅包スタンプを開く
2:開くと5元の人がいたり、40元の人がいたり金額が表示される
3:誰がいくらもらったのかは一覧で表示される
 

開いてみるまでいくらなのか、誰もわからないため、私はいくらだった!俺はいくらだった、と話が盛り上がります!

宴会の席やパーティで行われることが多く、社長から社員へのボーナスだったり、お友達へのプレゼントだったり余興の一つになっています。

金額も1元~数千元という単位でできるので、学生から気軽に楽しめます。

すごいことに小数点第2位まで表示されます。

ぴるち
ぴるち

オレ、0.01元だ!大金ゲットっち!

 

中国広州のキャッシュレス【スマホ決済】事情と体験談のまとめ

広州のキャッシュレス【スマホ決済】事情と体験談はいかがでしょうか。

まとめ


・2015年ごろからスマホ決済が一般的になった
・広州はスマホ決済は日常的に行われている
・現金も使用できるが使い勝手が悪い
・スマホアプリは支付宝かWechat Payがいい
・旅行の時に支付宝のTour Passを登録するといい
・Wechat Payのラッキーマネー紅包は面白い
 

中国は日本以上にキャッシュレスのスマホ決済が進んでいます。

現金を持ち歩く人は本当に減りました。とても便利な反面、スマホの重要性が上がっています。携帯を肌身離さず安全に持ち歩いて、小銭のない快適な生活を送りましょう!

ぴるち
ぴるち

キャッシュレスな生活は便利っち!

ももぞう
ももぞう

携帯電話の重要性が増しているので、スマホの取り扱いには十分注意しましょう

 

 

■中国広州の【現金】事情と体験談はコチラ↓

中国広州の【現金】事情と体験談
中国の現金についてご存知でしょうか?中国の通貨単位は元(げん)と块(かい)の2種類あって使い分けられます。3年間広州に住んだ筆者の体験談と共に中国のお金事情について記載しています。

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中国の広州で3年間生活したももぞうがリアルに体験した広州の情報をお伝えします。海外赴任になったり、旅行に行きたい方は必見♪
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こんにちは!ももぞうです。
1歳と4歳の男児ふたりの母です。

中国の広州とブログ運営に興味がある方、いらっしゃいませ~❀
広州で2015年~2018年の3年間暮らしていたときの街の様子やお店などを体験談でお伝えします。日常生活、ブログ作りもポチっと書いていきます。

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